25日の日経平均株価は、始まりから売りが先行、先物も断続的に売られて値を下げ、後場は日銀によるETF買い期待が支えとなり、買い優勢で取引を開始したものの、買いが続かず、見送りムードも広がって、前日比274円53銭安の2万2259円79銭と大幅続落して取引を終了した。東証1部の出来高は13億537万株、売買代金は2兆2608億円。騰落銘柄数は値上がり442銘柄、値下がり1661銘柄、変わらず64銘柄だった。市場は、24日にIMF(国際通貨基金)が20年の世界経済見通しで年成長率をマイナス4.9%と4月時点のマイナス3.0%から引き下げ、経済の回復は従来の予想よりも緩やかになるとしたことで楽観的な見方が後退、株安につながったとあきらめムードのようだ。
25日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=107円台前半で底堅かった。前日、米欧貿易問題への懸念が強まったほか、アリゾナ州、テキサス州など米国の主要な州で米中両国で新型コロナウイルスの感染者増加が止まらず、世界的な感染拡大第2波への警戒感が意識され、株式市場が全面安。一方、為替市場では海外投資家を中心にドル資金確保の動きが強まり、本日の東京時間でも軟調な株式市場を背景に、ドル買い・円売り優勢の展開となった。ただ、リスク回避の円買いポジションを持つ向きも一部あり、ドル・円は107円ちょうどから107円25銭の小幅なレンジで底堅く推移している。15時現在、107円16銭となっている。
今日の個別は壊滅的、パナソニックが3%台後半の下落、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツは2%台半ばから後半の下落で引けた。相場は新型コロナ肺炎の感染に支配されており、これがどうなるか、それが相場の方向を決めるだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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