11日の日経平均株価は、売りが先行、押し目を拾う動きでやや下げ渋るも、時間外取引で米株価指数先物やNY原油先物価格が下落幅を広げたことから警戒感が台頭、利益確定やポジション調整の売りが強まり、下げ幅を広げて、前日比652円04銭安の2万2472円91銭と大幅反落して取引を終了した。下落幅が600円を超えるのは4月1日(851円60銭)以来、約2カ月ぶり。東証1部の出来高は16億7956万株、売買代金は2兆8403億円。騰落銘柄数は値上がり203銘柄、値下がり1939銘柄、変わらず27銘柄だった。市場は、日米ともに需給主導の動きが続いていたが、過熱感を冷ましながらの循環物色が続きそうだと比較的冷静なようだ。
 
11日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=107円をはさみもみ合った。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で22年末までゼロ金利政策を継続する方針が示され、金融緩和長期化観測を背景としたドル売り地合いがきょう東京時間に入っても続き、ドル・円は午前中、106円台後半を中心に推移した。ただ、午後半ばからは欧州勢からのドル買いが入り、ユーロ・ドルが軟化。これにツレて、ドル・円が切り返し、一時107円23銭まで上値を伸ばした。15時現在、107円14銭となっている。
 
今日の個別は壊滅的で三菱重工とホンダが5%台、三菱重工はほぼ6%の下落だった。三菱UFJも5%近い下落、パナソニックとコマツが3%台、トヨタがちょっと踏ん張って2%台だった。このところ連騰してきたし、そろそろ利益確定や調整が入るころかと思ったら米国で新型コロナ感染拡大警戒も重なって大きく下げたんだろう。この辺の下げは投資家としては織り込み済みでさして驚くには値しないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
 
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