10日の日経平均株価は、欧米株安で利益確定が先行、一巡後は米先物が上げて買いが優勢に転じ、後場はもみ合いに終始したが、大引けに値を上げて、前日比33円92銭高の2万3124円95銭と小反発。東証1部の出来高は12億5774万株、売買代金は2兆2934億円。騰落銘柄数は値上がり943銘柄、値下がり1142銘柄、変わらず84銘柄。市場は、現地10日のFOMC(米連邦公開市場委員会)は無難に通過すると見られ、大勢を決める方向付けにはならないだろう。調整があっても選別物色は続くと見られ、下がりにくい状況だ。ただ、新たな材料のフォローがないと上に進みにくい領域に入ってきたと先行きは明るくないようだ。
10日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台半ばで推移している。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を前に為替市場で積極的な動きは見られなかった。FOMCでは長短金利の誘導目標を操作する「イールドカーブ・コントロール」が議論されるとの思惑からドル売りが出やすく、日経平均株価はプラス圏へ浮上するなど底堅く推移するなか、断続的なドル売りに押され、ドル・円は上値の重い展開が続いた。
今日の個別はホンダだけが小幅に上げたが、それ以外はすべて下落、三菱UFJは2%近い下げ、パナソニックも1%台の下げ、トヨタ、三菱重工、コマツは小幅な下げだった。日経平均も2万3千円台になると何かしらの材料がない限り、この先ちょっと値を上げるというのは難しいだろう。この先は当面2万2千円台の後半で推移だろうか、‥(^。^)y-.。o○。
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