8日の日経平均株価は、米雇用統計の予想外の好転で米株が上昇したことから買いが優勢で始まり、一時、利益確定売りに押されたが、後場で盛り返して、前週末比314円37銭高の2万3178円10銭と大幅に6営業日続伸し、高値引け。2万3000円回復は2月21日以来約3カ月半ぶり。東証1部の出来高は17億307万株、売買代金は2兆8712億円。騰落銘柄数は値上がり1592銘柄、値下がり526銘柄、変わらず51銘柄。市場は、日経平均2万3000円回復でいいところまできた。ミニバブル状態で高PERは多少許容されるとしても割高ゾーンに入っている。ただ、経済対策や金融緩和基調が続き、調整しにくい面もあると今後の国内経済の乱調を警戒しているようだ。
8日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台半ばで推移している。朝方は前週末の良好な米5月雇用統計を受けたリスクオンのドル買いにより109円台後半で推移したが、上昇ピッチの速さが意識されるなかで国内輸出企業によるドル売りが観測されて上げ幅を縮小。9-10日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で金利上昇を抑制する政策が打ち出される可能性があるとの観測も浮上し、ドル・円は上値の重い展開となった。
今日の個別はすべて上昇で結構なことだ。三菱UFJが4%台と大きく値を上げている。米長期金利の上昇が原因とか。パナソニックが2%台、トヨタ、三菱重工、コマツが1%台でホンダだけが小幅だった。株式市場は経済回復期待で盛り上がっているが、新型コロナ肺炎は終息したわけではなく、この先何が起こるかも分からないので警戒も必要だろう、‥(^。^)y-.。o○。
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