28日の日経平均株価は、前日の好地合いや欧米株高で買いが先行、米国先物が大幅に上げたことも好材料となり上げ幅を拡大、後場で利益確定売りに上げ幅を縮小する場面もあったが、200日移動平均線(27日時点で2万1655円)が意識され、またドル円が円安方向だったことも好材料となり、前日比497円08銭高の2万1916円31銭と大幅に4日続伸して取引を終了した。東証1部の出来高は20億8753万株、売買代金は3兆3816億円。売買代金が3兆3000億円を超えるのは、3月27日(3兆9093億円)以来、2カ月ぶり。騰落銘柄数は値上がり1530銘柄、値下がり583銘柄、変わらず53銘柄だった。市場は、政府が2次補正予算を閣議決定するなど、今回の新型コロナ禍からの脱出に向けた対策の本気度合いが投資家に浸透し、見直し買いにつながる可能性もあると経済は回復傾向と見るようだ。
 
28日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=107円台後半で小幅にもみ合った。朝方、1ドル=107円75銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り高から上げ幅を広げたのを受け上伸。仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りも入り一時107円89銭まで上値を伸ばした。その後は、米経済活動再開期待を背景としたドル買い、および中国政府が「香港国家安全法」を制定する方針を示していることへの懸念からくる円買いとが拮抗し、ドル・円はもみ合い。結局、ドル・円は、強弱感を伴いながらも値幅自体は20銭に満たない小幅な値動きに終始した。15時現在、107円83銭となっている。
 
今日の個別は三菱重工が4%台と大きく値を上げているが、これと言った好材料はないので買い得感と言うところだろうか。まあけっこうなことではある。トヨタとホンダが3%台、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは2%台と今日はすべての銘柄が大きく値を上げているのは結構ではある。しかし、第二次感染、第三次感染などの恐れもあることから今後はまだまだ先行き不透明ではある、‥(^。^)y-.。o○。
 
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