11日の日経平均株価は、米中対立警戒の後退で米株が高騰したことで買いが先行、国内も特定警戒都道府県を除いて宣言の解除が視野に入って来ると述べるなど経済活動復活への期待感が買いを支え、上げ幅を拡大、終盤利益確定に抑えられるも、前週末比211円57銭高の2万390円66銭と大幅に3営業日続伸。3月6日(終値2万749円75銭)以来約2カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は13億1355万株、売買代金は2兆2098億円。騰落銘柄数は値上がり1728銘柄、値下がり398銘柄、変わらず45銘柄。市場は、相場は戻りを試している。さすがに一本調子の上げはないだろうが、経済活動再開への動きを織り込みつつある状況だ。ただ、感染第2波への懸念が残り、動向を注視する必要があると手放しでは喜べないようだ。
11日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=106円台後半で推移している。米国株高を好感したリスクオンのドル買い・円売りは朝方の時点で一服。東京時間は日経平均株価の上昇を受けて強含んだものの手掛かり材料難でドル買いは続かず、午前10時すぎに107円台を回復した後は伸び悩んだ。ただ、世界的に経済活動を再開させる動きが広がっており下値も限られた。ドル・円は昼ごろにかけて106円75銭近辺まで調整したが、午後から再びドル買いが強まり、107円手前まで持ち直した。
今日の個別はコマツが3%台、ホンダもほとんど3%の上昇、トヨタ、三菱重工、パナソニックが2%台、三菱UFJだけが1%台とちょっと低かった。新型コロナ肺炎感染は下火にはなったがまだ終息したわけではない。気を緩めれば二次、三次感染発生の恐れもある。ここはもう一息気持ちを引き締めるべきだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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