8日の日経平均株価は、始まりから欧米株高などで買いが先行、日米首脳の電話会談が行われ、新型コロナウイルス感染症への対応で治療薬・ワクチンの開発や経済の再開に向け緊密に連携することを確認したことなども追い風になり、上げ幅を拡大、米先物の高止まりや上海市場の高騰や円安も支えとなって、前日比504円32銭高の2万179円09銭と大幅に続伸し、今日の高値で取引を終了した。終値ベースで2万円台を回復するのは、4月30日以来、4営業日ぶり。東証1部の出来高は13億7293万株、売買代金は2兆3913億円。騰落銘柄数は値上がり1835銘柄、値下がり287銘柄、変わらず49銘柄だった。5月限の日経平均先物・オプション5月限SQ(特別清算指数)値は2万73円69銭。
市場は、日経平均株価はややスピード違反気味だが、個別ではまだ出遅れ感のある銘柄は多くある。投資家のマインド良化もあり、個別株を物色する動きが続きそうだと明るいようだ。
8日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅かった。朝方1ドル=106円30銭近辺だったドル・円は日経平均株価の朝寄り高を受け、106円45銭まで上値を伸ばした。実質の5・10日に当たることから国内輸入企業からのドル買い・円売りも入った。その後、時間外取引で米長期金利が低下するとともにドル・円は106円21銭まで下押しする場面があった。ただ、日経平均株価が月初以来の2万円台を回復し、上げ幅を広げるとドル・円も切り返す動きを強めた。15時現在、106円42銭となっている。
昨日の個別は、ホンダが5%台後半と高騰、ホンダは上げるのも下げるのも幅が大きいようだ。三菱重工、コマツ、パナソニックは2%台、三菱UFJもほぼ2%台を上げた。新型コロナウィルスはやや下火にはなってきたが、まだまだ気を緩めれば第2次感染、3次感染の恐れもある。相場もまだまだ流動的だろう、‥(^。^)y-.。o○。
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