7日の日経平均株価は、米株安や先週末の弱い動きから売りが先行、その後、日銀によるETF買いが期待される中、下げ渋り、その後は先週の悲観的な見方の反動や米株先物の上昇などで反発、プラス転換したが、大きく動くことはなく、前週末比55円42銭高の1万9674円77銭と反発して取引を終了した。午後1時26分には、同101円52銭高の1万9720円87銭を付ける場面も見られた。東証1部の出来高は13億5134万株、売買代金は2兆2877億円。騰落銘柄数は値上がり1118銘柄、値下がり989銘柄、変わらず64銘柄だった。市場は、連休前の1日に日経平均株価は550円を超える下げを演じていた反動や連休中の欧米株式市場で大きな波乱がなかったこともあり、買い戻しを誘ったようだとちょっと安堵のようだった。
7日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=106円台前半でもみ合った。朝方1ドル=106円15銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り安を背景に方向感を欠くスタートとなったが、仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りを中心に大型連休明けによる実需筋の売買が入った。ドル買い一巡後は新型コロナウイルスの感染拡大の責任を巡る米中対立激化への懸念もあり、円買いに振れる場面もあった。午後に入り、日経平均株価がプラス転換から一時上げ幅を広げたのを受け、ドル買い・円売り優勢。一時106円32銭まで上値を伸ばした。その後、日経平均は大引け間際に前日終値を挟みもみ合い、結局プラスで引けたが、ドル・円は底堅かった。15時現在、106円28銭となっている。
今日の個別はコマツが小幅に上げた以外はすべて下落、ホンダが2%台、トヨタ、三菱重工が1%台、三菱UFJとパナソニックが1%台近い下げでパッとしない。株価は流れで上下するんだろうけど実質経済は新型コロナ肺炎感染が終息してしばらくしないと元には戻らないだろう。困ったものではある、‥(^。^)y-.。o○。
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