30日の日経平均株価は、コロナ治療薬の開発促進や米経済活動の再開などで米株が買われ、つられて日本株も買いが優勢、2万円台に乗せるとしばらくはもみ合いになったが、後場では先物が買われ、一段高となって、前営業日比422円50銭高の2万193円69銭と大幅反発。2万円回復は3月6日(終値2万749円75銭)以来ほぼ2カ月ぶりとなる。東証1部の出来高は17億1766万株、売買代金は3兆584億円。騰落銘柄数は値上がり1490銘柄、値下がり630銘柄、変わらず51銘柄。
30日の東京外国為替市場でドル・円は、ややドル売り・円買い優勢の展開となった。朝方1ドル=106円60銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が寄り付きから約1カ月半ぶり2万円台を回復したのを背景にジリジリと値を上げ、仲値決済に向けては月末の5・10日に重なったこともあって国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、一時106円87銭まで上伸した。ただ、仲値通過後は前日のFOMCで無制限の量的金融緩和の維持が決まったことを背景に、次第にドル売り・円買いに傾いた。午後に入り、日経平均株価が2%を超える上昇が続く中、ドル・円は軟化。ドル持ち高を解消し、株式を買い戻す動きが出てきたとの見方もあった。15時現在、106円46銭となっている。
今日の個別はトヨタだけが小幅に下げた。一方でホンダが5%台、コマツとパナソニックが3%台、三菱重工と三菱UFJの三菱グループが2%台と日経平均の上昇に応じて順調に値を上げている。ただ、まだ新型コロナ肺炎の終息が見えたわけではないのでこれからも波乱はあるだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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