今日は空き家になっている実家の庭を耕してきた。放置していると雑草ばかりがはびこって夏になるとまるでジャングルのようになってしまう。電動の草刈り機などを買っては雑草退治をやって来たのだが、1年に何度もやらないといけない。それならば耕してしまえと小さい手鍬を買ってやってみたが、小さい手鍬では深く耕せないので先日本格的な三又鍬を買って来た。
農業などやったことはないのだが、まあ、鍬くらいは使えるだろうと今日やってみたら何とも重労働でたかだか15平米かそこらの猫の額のような庭でも大変だった。大体、最初は鍬が真直ぐに深く入らないで斜めになったりしてしまう。しかし、これもやっているうちに鍬が真直ぐに深く土に入るようになった。鍬など使ったことがない人間がすぐに使えるようになったのは何百年も連綿と流れる百姓の血のせいだろうか。ご先祖の血がそうさせるんだろうか。
そう言えば以前マンションの餅つきで餅をついたことがない人ばかりでもたついて行事がちっとも進まないので「じゃあやってやろう」と杵を持ってついてみたら楽勝で10臼もついてしまったら周りの人がびっくりしていた。これもコツがあって杵を振り回してもうまくいかない。杵をもち米の上に落とせば杵の重さで餅がつける。
鍬も一緒で土に食い込ませるときにスナップを利かせると真直ぐに深く土に食い込むようだ。そうやって庭を耕して何を植えるのかと言われれば特に考えてもいないが、5月になったらトウモロコシでも捲いてやろうかと思っている。野菜を育てるにもなかなか難しいんであくまでも雑草の一掃のためだし、家庭菜園などに興味はないのでこの先どうなるだろうか。まあせっかく耕したので適当に植えてやろうか。まあゆっくり考えよう、‥(^。^)y-.。o○。
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