27日の日経平均株価は、米追加経済対策で米株が上昇したのを好感して買いが先行、日銀の追加経済対策は効果がなく、反応は鈍かったが、市場は上げ続けて、前週末比521円22銭高の1万9783円22銭と大幅反発。東証1部の出来高は12億4740万株、売買代金は2兆113億円。騰落銘柄数は値上がり1752銘柄、値下がり369銘柄、変わらず49銘柄。市場は、世界的に新型コロナウイルス感染者数の増加ペースが鈍り、ピークを越えつつある点が大きい。相場は落ち着きを取り戻したと見ている。日銀の追加金融緩和で、(中小企業向けの資金繰り支援策で企業向け融資の資金をゼロ金利で金融機関に貸し出す)特別オペ(公開市場操作)を利用する金融機関に対し、日銀の当座預金に0.1%のプラス金利を付けるとしたことは銀行株にはプラスだと見るようだ。
27日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台前半で推移している。午前中は日銀金融政策決定会合の結果公表待ちで様子見ムードが広がり、107円台半ばを中心にもみ合った。正午すぎ、日銀が国債買い入れ枠の撤廃など金融緩和策の強化を決定。日経平均株価が上げ幅を拡大し、長期金利は低下したものの、ドル・円は材料出尽くし感から軟化。一旦下げ止まったが、午後2時前に再びドル売り圧力が強まり、一時107円20銭近辺まで下落した。
今日の個別は軒並み上げ、ホンダ、三菱重工、パナソニックが3%台、三菱UFJとコマツが2%台、トヨタとコマツが1%台をつけた。世界的に新型コロナウィルスは感染の峠は超えたと見るようだが、マスコミは脅しのようにあれこれ言うが、日本も徐々に収まって来るだろう。早く収まってくれないと身動きができないからなあ、‥(^。^)y-.。o○。
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