10日の日経平均株価は、米株高で買いが先行、値を上げたが、その後は戻り待ちの売りや利益確定に押されて値を下げ、後場は再度日銀のETF買い期待で値を戻し、前日比152円73銭高の1万9498円50銭と反発して取引を終了した。東証1部の出来高は13億7022万株、売買代金は2兆1945億円。騰落銘柄数は値上がり1511銘柄、値下がり608銘柄、変わらず50銘柄だった。市場は、手掛かり材料に乏しい中、SQ算出日でありながら売買代金は2月21日(2兆973億円)以来の水準に低下した。週末要因もあり見送り姿勢が強まったようだとさえない見方のようだ。
 
10日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=108円前半を中心にもみ合あった。朝方1ドル=108円50銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り高からマイナス圏に転じるとともに軟化。仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りがドル・円をサポートする場面もあったが、市場関係者の一部在宅勤務の影響もあり、上値は限られた。その後は海外市場の多くがが聖金曜日で休場に入ることへの意識から、ドル持ち高をたたむ動きがみられ、ドル・円は一時108円32銭まで下押し。日経平均が再びプラス転換したこともあり、ドル・円も反転する動きを見せたが、戻りは限られた。15時現在、108円40銭となっている。
 
今日の個別は、パナソニックが1%台、トヨタ、ホンダが小幅に値を落としているが、三菱UFJが4%台、コマツが2%台、三菱重工が1%台と値を上げている。まだまだ先が見えない新型肺炎パニックだが、これが落ち着かないと株価も見えてこないだろう。まあ、沈静化するまではどうしようもないだろうな、‥(^。^)y-.。o○。
 
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