日本自動車工業会は、2019年度に実施した二輪車市場動向調査の結果を取りまとめた。調査は、新車購入ユーザーにおける特性や使用状況、今後の購入や保有の意向などを隔年毎に調査し、需要の質的変化の見通しに役立てようとするものだ。調査結果によると、二輪車需要は2013年度以降、緩やかな漸減傾向にあり、2018年度は2013年度比23%減にまで減少。2015年度以降、40万台を下回る水準で推移している。二輪車保有台数も同9%減と緩やかに減少。特に原付第一種の減少が大きい一方、「原付第二種」以上は微増している。
 
ユーザーは前回調査と比べ、30代以下の構成比が6ポイント低下し12%、1ポイント増えた70代以上が12%となり、並んだ。これにより全体の平均年齢が52.7歳から54.7歳と2歳高くなった。全体での使用日数は3.9日から3.7日に減少。月間走行距離も265kmから239kmに減少した。購入した二輪車への満足度は概ね高く、特にスピード感は期待度を大きく上回る。オンロードユーザーを中心にツーリング経験率は高く、特に宿泊を伴うものへの意向も高い。オンロードユーザーはサーキットの体験走行への意向も高いうえに、増加傾向にある。また、二輪車継続乗車意向の変化をみると、2013年度は88%だった「継続乗車意向あり」が、2019年度は6ポイント低下している。(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)
 
バイクの免許、特に大型二輪免許を取りに来るのは20代の若いのか、あとは50代、そして一部60代と言ったところで30代、40代は少ない。30代、40代と言うと子供に一番金がかかる時期なのでバイクなど乗っている場合じゃないのかもしれない。そんな環境でバイクなどに乗っているとツーリングから帰ってきたら奥さんも子供もいなくなっていたとか、・・。50代になると子供も手を離れて経済的にも時間的にも余裕ができて、「新しいライフスタイルを考えてみるか」なんてことでバイクに乗る人が現れるのかもしれない。あるいは昔乗っていたが、なかなか限定解除時代の大型はハードルが高かったという人が、「教習所で取れるならやってみようか」というリターンライダーも多いのだろう。しかし、60代になると大きいバイクで長距離走るのはきついという人も多い。走行距離が減っているのはそんな理由なのかもしれない。バイクの保有台数が減少しているのは一種原付が減っているからというのも納得できる。普通二輪小型AT限定を取りに来る人が増えている。特に30代から50代で女性も多い。一種原付では最高速度が30キロで2段階右折など面倒な規制が多いというのが理由だろう。でも中には「この人、バイクはやめた方がいいと思う」という人もポツリポツリといることはいる。最近は青ナンバーのバイク宅配便もよく見かけるが、基本的にはバイクは趣味性の非常に強い乗り物で今後はそう言った世界で細々と生き残っていくのだろう。楽しい乗り物だが実用性となると確かに、・・??ではある、‥(^。^)y-.。o○。
 
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