今日はコペンで箱根を走ってきた。日曜だが、新型コロナ肺炎騒動で人出は少なく概ねストレスなく走れた。走るたびに思うが、コペンと言う車、本当によく走る車だと思う。軽と侮ることなかれ、加速はなかなかのもの、ステアリングは正確で切った分だけきれいによく曲がる。足も固めてあるので破綻もなくしっかりと車体を支える。走るのが楽しい車ではある。
シートはレカロで体をしっかりと支えてくれる。まあ軽の2シーターなので狭いと言えば狭いのだが、センターコンソールで仕切られてそれぞれの座席の快適スペースも十分確保されている。売りは電動開閉ルーフだが、これは好き好きだろう。開閉部から軋み音が出るのはやむを得ないところだろう。20秒で開閉する電動開閉ルーフを装備して200万と言うのはかなり破格の価格設定だろう。
屋根を閉じていればトランクスペースも2名には十分だし、実用上問題はない。とにかくきれいによく走る車で高速でも加速は決して悪くはない。もたつくなどと言うこともなく140キロまでスムーズに加速する。ダイハツもよくぞこれだけの車を作ったとほめてやりたいほどの出来のいい車である。売れないのは車のせいではなくこうした実用性の低い2シーターよりも実用性の高い車が人気なせいだろう。燃費もリッター16キロ以上走るので決して悪くはない。
そんなに気に入っているならなんで買い替えたのかと思うかもしれないが、やっぱり長い付き合いのトヨタがいいのとディーラーとの約束もあったし、トヨタの株主としてやはりトヨタの車に乗らないといけないだろう。まあ、本当は本格的なスポーツカーに乗ってみたいと言うのが本音だろう。でもトヨタのスポーツカーと言うと86とスープラしかなく、スープラはあの格好があまり好きになれず、また、いつ手元に届くか分からないと言うのもあった。
