30日の日経平均株価は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で欧米株が大幅下落、それに伴い、リスク回避の売りが先行、一時800円以上も値を下げたが、日銀のETF買いや米極先物が上げたことで値を戻し、前週末比304円46銭安の1万9084円97銭と大幅反落。東証1部の出来高は19億2444万株、売買代金は3兆1480億円。騰落銘柄数は値上がり492銘柄、値下がり1620銘柄、変わらず34銘柄。市場は、日銀のETF買い観測や、時間外の米株先物の持ち直しが下げ渋りにつながった。もっとも、米国では新型コロナ感染者数がすでに世界最多となり、日本でも感染者が増え続け、緊急事態宣言に向けて推移しており、先行きは明るくない。当面、動きづらいと新型コロナ肺炎先行きに警戒のようだ。
30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台後半で推移している。午前中、「5・10日(5当日)」に伴う国内輸入企業によるドル買い・円売りに支えられて下げ渋った。その後、新型コロナウイルスのまん延を背景にしたリスクオフの円買いが優勢となり、午前11時すぎには107円15銭近辺まで下落したが、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高などを受けてドル買いに傾き、午後は持ち直しの動きとなった。一時108円ちょうどに接近したが、終盤は伸び悩んだ。
今日の個別はすべて下げている。コマツは7%近い下げ、三菱UFJは5%台、トヨタと三菱重工は3%台、パナソニックが2%台、ホンダだけがほぼ1%台に留まった。現状では新型コロナ肺炎の先行きが不明なことから当分は相場は乱高下するだろう。先行きが見えないことには話にならない、‥(^。^)y-.。o○。
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