17日の日経平均株価は、16日の欧米株が売られて売りが先行、その後、円安と先物への買いで値を押し上げたが、再度マイナス圏に下落、後場は日銀のETF買い期待で買われたが、上値は重く、乱高下も方向感に乏しく、前日比9円49銭高の1万7011円53銭と5営業日ぶりに小反発。東証1部の出来高は30億6517万株、売買代金は4兆3713億円。騰落銘柄数は値上がり1874銘柄、値下がり273銘柄、変わらず19銘柄。
17日の東京外国為替市場でドル・円は、上方向に往って来いの展開となった。朝方1ドル=106円15銭近辺だったドル・円は日経平均株価が朝寄り安だったもののしっかりした滑り出し。新型コロナウイルスの感染拡大を受け資産ポートフォリオ変更に伴う換金(ドル)需要が高まるとの観測からドル・円はジリ高歩調を強めた。仲値決済通過後、時間外取引で米株式指数先物が上昇し、日経平均株価が大きくプラス転換すると、ドル・円は一時107円18銭まで上伸した。その後、日経平均株価が急速に伸び悩み、再度マイナス圏入りするとともにドル・円も軟化。朝方と同水準まで下押しした。午後は午前から打って変わり、日経平均株価が前日終値を挟みもみ合うさえない展開となる中、ドル・円も106円台半ばを中心にもみ合った。なお、日銀が各国中金との協調策として320億ドル(約3.4兆円)のドル資金供給を行ったが、為替市場の反応は限定的だった。15時現在、106円42銭となっている。
今日の個別は明暗がくっきり、トヨタは7%台をつける上昇、これも寄らば大樹の陰だろう。三菱重工も久しぶりに値を上げて3%台、ホンダは1%台だった。下落は中国が主戦場のコマツが5%台と大きく値を落とした。三菱UFJとパナソニックは小幅の下落だった。もうこうなると先が読めないが、とにかく当面は新型肺炎で一喜一憂相場になりそうだ。それからオリンピックも今年の開催はちょっと無理だろう、・・(^。^)y-.。o○。
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