13日の日経平均株価は、新型コロナ肺炎で世界景気の悪化懸念で始まりから全面安の展開でリスク回避の売りが加速、日経平均も一時は1万7千円割れの暴落状態となったが、後場で米先物が買われ、円安傾向もあり、やや値を戻したが、引けにかけて再度軟化、前日比1128円58銭安の1万7431円05銭と大幅に3日続落。全面安の展開となり、1万7500円割れは16年11月11日(終値1万7455円78銭)以来ほぼ3年4カ月ぶり。下げ幅は16年6月24日(1286円33銭)以来の大きさとなった。東証1部の出来高は34億5938万株、売買代金は4兆8923億円。騰落銘柄数は値上がり64銘柄、値下がり2099銘柄、変わらず3銘柄。市場は、後場は一時急ピッチな戻りを示したが、もともと売られすぎで来週の日米金融政策への期待があるかも知れない。ただ、自律反発の域は出ておらず、ボラティリティ(相場変動性)が落ち着くまでは相場は安定化しないと手の打ちようがなと言った風情ではある。
 
13日の東京外国為替市場で、ドル・円は上昇した。朝方1ドル=104円50銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が売り先行となったものの、米国など海外勢のレパトリ(本国への資金還流)でドルを買い戻す動きもあり、堅調に推移。また、日銀が新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安となり市場に動揺が広がっていることを受け、5000億円の資金供給を行うと発表したことも、ドル買い・円売りを促進した。午前中は105円を挟み大きくもみ合った。午後に入り、日経平均株価が下げ渋るとドル・円は上げ足を速め、106円ちょうどまで上値を伸ばしたが、その後は利益確定売りも出て再び軟化した。15時現在、105円57銭となっている。
 
今日の個別はホンダ、三菱重工、パナソニックが6%台、三菱UFJ、コマツが5%台と大きく値を下げた。トヨタは何とか3%台で踏み止まってはいる。新型コロナ肺炎はどのあたりで終息するかがカギになるがそれが見えてこないとこの先も相場は荒れるだろう、・・(^。^)y-.。o○。
 
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