3日の日経平均株価は、米株の大幅な上昇で買い先行で始まったが、その後は新型肺炎に対する警戒感が強く、売りに傾き、円高と米先物への売りもあって、大引けにかけて次第安となり、前日比261円35銭安の2万1082円73銭と大幅反落し、安値引け。東証1部の出来高は17億6490万株、売買代金は3兆719億円。騰落銘柄数は値上がり189銘柄、値下がり1938銘柄、変わらず35銘柄。市場は、円高が進むとともに時間外取引の米株価指数が値を下げ、売りを呼んだ。ショック安の場合、一度戻した後に2番底を付け、そこからリバウンドに入るケースがあり、さほど驚きはないと反落にも冷静なようだ。
3日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台後半で推移している。前日に米国株が急騰したことでドル・円も上昇したが、日経平均株価が朝高後に失速し、下げに転じるなどさえず、ドル・円もこの動きに連動して弱含んだ。108円ちょうど近辺で下げ止まったものの午後になって新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催予定のG7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁の緊急会議では声明に協調利下げや財政出動などの具体策は盛り込まれないと報じられると期待が薄らぎ、日経平均が下げ幅を拡大、ドル・円も下押した。
今日の個別はパナソニックが2%台半ばと大きく下げて千円台を割りそうになっている。その他、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツは1%台でどれもパッとしない。まあ新型肺炎の行く先が見えるまではダメかもしれないなあ、・・(^。^)y-.。o○。
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