28日の日経平均株価は、新型肺炎に対する懸念と米株の暴落で売りが加速、円高も加わってリスク回避の売り一色、アジア株の全面安も売りを誘い、終盤、下げ渋ったが、限定的で、前日比805円27銭安の2万1142円96銭と大幅に5営業日続落。東証1部の出来高は24億2087万株、売買代金は4兆1288億円。騰落銘柄数は値上がり35銘柄、値下がり2122銘柄、変わらず4銘柄。市場は、オプションに絡んだ先物ヘッジ売り、追い証(追加証拠金)発生に伴う処分売り、リスクパリティ・ファンドの調整売りへの警戒など複合的な売りが重なった。押し目買いも入ってはいるが、新型肺炎の感染に収束の兆しが出るまでは先行き見通し辛いと手上げのようだ。
 
28日の東京外国為替市場で、ドル・円は大幅に下落した。朝方1ドル=109円60銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り安から下げ幅を広げるのにツレて下押し。5・10日(ごとおび)の実需筋の動向では国内輸出企業からのドル売り・円買いが優勢となった。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が一段と強まったのを背景に午後に入っても日経平均は下げ足を速め、ドル・円もツレて軟化。ドル・円は2月4日以来の109円割れとなった。15時現在、108円87銭となっている。
 
今日の個別はホンダとパナソニックが4%台、トヨタが3%台半ば、三菱重工が3%近く、三菱UFJは2%台前半、コマツが1%台前半とほとんど全滅状態、三菱重工とコマツは年初来最安値だった。いずれにしても新型肺炎の行く先が見えないとダメだろう。パニックを起こすなよ。それより買い時なんだけどねえ、・・(^。^)y-.。o○。
 
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