26日の日経平均株価は、新型肺炎の世界経済への影響が懸念され、リスク回避の売りが先行、円高も加わって下げたが、一巡後は米先物の上昇や日銀のETF買い期待もあって下げ止まり、前日比179円22銭安の2万2426円19銭と3営業日続落。東証1部の出来高は16億7717万株、売買代金は3兆96億円。騰落銘柄数は値上がり620銘柄、値下がり1464銘柄、変わらず76銘柄。市場は、新型肺炎の感染が世界的に広がり、仕掛け売りやリスクパリティー戦略ファンドの調整売りなど機械的な売りが下げを増幅させた。まだ乱高下は続くと思うが、感染者数はいずれピークアウトし、相場が落ち着くのは時間の問題だと肺炎に対しては楽観のようだ。
 
26日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円台半ばで推移している。日経平均株価が連日で大きく下落する中、ドル・円も序盤はリスク回避の円買いが上値を抑え、110円台前半で推移した。ただ、国内輸出企業によるドル買い・円売りが散発的に入り、ドル・円は底堅く推移。米株価指数先物の上昇を背景に日経平均が下げ渋ったこともあり、ドル・円は昼にかけて持ち直した。午後になると欧州勢の動向を見極めたいとして動意薄の展開となった。
 
今日の個別はホンダがどうしたことか値を上げている。まさか新型肺炎の特効薬でも開発したわけでもないだろう。三菱重工、三菱UFJ、パナソニックは1%近い下落、トヨタとコマツは小幅だった。新型肺炎もいろいろ言われているが、パンデミックのような事態にはならないと思うが、何よりも冷静な対応が望まれる・・(^。^)y-.。o○。
 
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