21日の日経平均株価は、新型肺炎リスク警戒で売りが先行したが、円安に押されて勢いを戻し、プラス圏へ、その後は先物が売られたりして値を下げ、大引け近くで下押しして、前日比92円41銭安の2万3386円74銭と3日ぶりに反落。東証1部の出来高は11億5539万株、売買代金は2兆968億円。騰落銘柄数は値上がり946銘柄、値下がり1094銘柄、変わらず120銘柄。市場は、買い戻しが入っても先物売りが抑える格好だ。足元の円安は国内景気に対する不透明感の表れであり、素直に好感できない。起因となる新型肺炎が収束するまでは敢えて動く必要もないと生還ムードのようだ。
21日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=112円ちょうど近辺でもみ合う場面が多かった。朝方1ドル=112円ちょうど近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行とともに一時112円18銭まで上値を伸ばしたが、その後、日経平均が上げ幅縮小からマイナス圏に転じるとツレて軟化した。午前後半から午後にかけても日経平均株価のさえない展開を背景にドル・円は小動き。引けにかけては欧米の景気指標が控えていることもあり、次第に様子見ムードが強まった。15時現在、111円95銭となっている。
今日の個別はトヨタが1%台と値を上げている。三菱UFJ、パナソニックは小幅な上げ、三菱重工もかすかに上げた。一方でコマツがやや値を落としている。中国が主戦場のコマツだからやむを得ないだろう、ホンダはかすかに下落だった。当面、新型肺炎が収束方向に向かうまでは様子見だろうか、・・(^。^)y-.。o○。
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