政府の情報収集衛星「光学7号機」を搭載したH2Aロケット41号機が9日午前10時34分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
 
当初は1月27日に予定されていたが、悪天候と地上設備の配管損傷の影響で2度延期となっていた。H2Aの打ち上げ成功は35回連続。光学7号機は事実上の偵察衛星で、北朝鮮の軍事施設などを監視する。
 
昭和30年、ペンシルロケットの打ち上げ以来、失敗すると「○○億円が宇宙のゴミ」とかレベルの低いマスコミに揶揄されながら低予算をやり繰りして宇宙開発を継続してきた結果、その継続の積み重ねが世界最先端のロケット打ち上げ・惑星間航行技術に繋がって花が咲いた。先端技術は経験の継続でどんなに金をかけてもいきなり結果が出るわけではない。三菱重工のスペースジェットもたび重なる納期遅延について非難するのは容易だが、要は旅客機の開発製造を継続して行わなかったからで失敗でも何でもない当然の結果ではある。宇宙開発も航空機開発もすそ野の広い産業で明日の日本にはぜひ必要な産業である。旅客機もここであきらめずにぜひ継続した開発を進めてほしい、‥(^。^)y-.。o○。
 
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