6日の日経平均株価は、昨日の好地合いや米株高、中国株高を好感して買いが先行、今期最大の上げ幅を記録したが、午後は戻り待ちの売りに押されてやや値を下げ、前日比554円03銭高の2万3873円99銭と大幅に3日続伸して取引を終了。1月9日の上げ幅(535円11銭)を抜き、今年に入り最大となった。東証1部の出来高は16億5442万株、売買代金は3兆510億円。騰落銘柄数は値上がり1838銘柄、値下がり271銘柄、変わらず50銘柄だった。市場は、米国株高や中国・上海総合指数の戻りなどを受けて買いが優勢となったが、戻りのスピードが速いようだと動きの速さをやや警戒する向きもあるようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は、ジリ高基調で推移した。朝方1ドル=109円75銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り高を受け一時109円90銭まで上伸。その後は日経平均株価がジリ高歩調で推移し、ドル・円は109円80銭台でもみ合った。午後に入り、中国政府が米製品に課した追加関税の一部を14日から引き下げると発表。米中貿易問題の雪解けが進むとの見方からリスクをとる動きが活発化すると、ドル・円は109円98銭まで上値を伸ばしたが、結局110円を目前にその後の上値は重くなった。このほか、トランプ米大統領の自身の実績を誇示した一般教書演説や、弾劾裁判に無罪評決が下されたことなど、トランプ大統領を利するニュースが相次いだこともリスクオンムードに拍車をかけたものとみられる。15時現在、109円90銭となっている。
今日の個別はすべて上げている。ホンダが3%台、増益のトヨタが2%台、三菱重工はスペースジェットの6度目の納期延期で落とすかと思ったが、これも2%台、三菱UFJも2%近い上げ、このところ上げ続きのパナソニックと中国を主要な市場にしているコマツは1%台の前半だった。気になるのはスペースジェットの動向だが、とにかく1日も早い量産機の完成を目指すべきだろう。ここで止めたら日本のコマーシャルジェット生産は永遠に途絶える、・・(^。^)y-.。o○。
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