16日の日経平均株価は、米株高などで買いが先行、一巡後は戻り売りに頭を押さえられて伸び悩み、マイナス落ちする場面もあったが、何とかプラス圏に逃げ込み、前日比16円55銭高の2万3933円13銭と小幅に反発して取引を終了した。東証1部の出来高は10億3301万株で、売買代金は1兆9376億円と昨年12月30日(1兆4338億円)以来となる2兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり654銘柄、値下がり1406銘柄、変わらず100銘柄だった。市場は、景気の先行指数とされる工作機械受注は昨年12月が前年同月比34%減(速報値)とさえず、20年3月期第3四半期(19年3-12月)の決算に対する期待感やや後退し、手控えにつながったと期待外れのようだった。
16日の東京外国為替市場でドル・円は、フシ目の1ドル=110円にキャップされ、上値の重たい展開となった。米中貿易協議の第1段階合意文書に両国が署名したことを受け、15日米国時間にドル・円は一時20銭近く値を上げフシ目の110円を付けたが、その後は材料出尽くし感や米金利低下が影響し押し戻された。今日、東京時間朝方は109円85銭近辺だったが、日経平均株価が買い先行で始まったのを背景に一時109円99銭まで上伸した。ただ、その後は日経平均が前日終値近辺でもみ合うさえない展開となったこともあり、ドル・円は109円90銭近辺でこう着。米国時間に米12月小売売上高などの経済指標の発表が控えていることもあり、次第に様子見ムードとなった。15時現在、109円94銭となっている。
今日の個別は日経平均同様パッとしない。パナソニックが1%台後半を上げたほかはトヨタが微増で引けただけだった。ホンダ、三菱重工、三菱UFJは小幅下落、コマツはわずかに下落して引けた。相変わらず国内に材料がないので米中に振り回される市場模様は変わらない様だ、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)