中東への自衛隊派遣が27日、閣議決定された。「当然だ」「危険では」。現役自衛官らの受け止めは様々だ。「指示があれば、任務を果たすだけ。文民統制ですから」。自衛隊幹部のひとりは防衛省内でこう話した。別の中堅隊員は「石油資源が通るシーレーン(海上交通路)は日本の生命線。自衛隊が守るのは当然」と言った。
ただ、懸念を抱く隊員もいる。今回、上空からの情報収集は、アフリカ東部のジブチを拠点に海賊対処をしているP3C哨戒機が兼務する。パイロット経験がある幹部自衛官は「海賊と、別のリスクとが同時に起きた場合、現場は迷いかねない。危険につながる」と不安視する。「現場の安全より、日程ありきで物事が決まった印象」と話す自衛官もいた。
政府が、現状について、ただちに日本関係船舶の防護が必要な状況にはない、としていることを踏まえ、「あえて行く必要があるのか。無用な刺激になるのでは」との声もあった。北朝鮮のミサイルや、中国の海洋進出への警戒など、自衛隊が直面する課題は多い。幹部のひとりは「今もぎりぎりの人員と船で回しているのに……」とぼやいた。(朝日新聞社)
原油輸入は日本の生命線だし、米国との連携は国際社会の中では絶対に必要だろうから行くべきだろうけどそれなりの条件を整えてやらないとねえ。特にROEについてはしっかりと決めておいてやらないといけないだろう。戦後75年、日本が世界に対して侵略行動を起こすことなどあり得ない。何時までも「専守防衛」などと本土決戦思想に凝り固まらないで国際社会で国力相当の貢献を果たせるように普通の軍隊並みの権限を与えてやればいいと思う。もちろん、任務に必要な人と物も当然のことだけど、‥(^。^)y-.。o○。
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