27日の日経平均株価は、米株高で買いが先行、高値を付けたが、その後売りに押されて下落、一旦戻すも買いが続かず、先物にも売りが出てマイナス圏に沈み、前日比87円20銭安の2万3837円72銭と反落し、安値引け。東証1部の出来高は8億2578万株、売買代金は1兆4332億円。騰落銘柄数は値上がり1479銘柄、値下がり601銘柄、変わらず72銘柄。市場は、利益確定売りに抑えられた。日経平均2万4000円を前に足踏みし、この水準を回復するだけの材料がない。大納会はポジション調整やリバランスを中心に売り買いがきっ抗し、指数自体はあまり動かないのではないかとややさえないが、材料もなく米中貿易協議だけでここまでくれば大したものではある。
 
27日の東京外国為替市場で、ドル・円は小動きだった。朝方1ドル=109円55銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り高からマイナス圏に転じるとともに下押し。仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、109円50銭まで値を戻したものの仲値通過後は再び軟化し一時109円40銭まで値を下げた。その後はさえない日経平均株価を背景にドル・円は小動きが続き、結局、午前中に付けた値幅10銭を上下に抜けないこう着相場で15時現在、109円49銭となっている。
 
今日の個別は日経平均が下げた割には出来が良かった。下げはホンダとコマツだけでそれも小幅、パナソニックは1%台をつけて三菱重工も1%に近く値を上げている。三菱UFJもまあまあでトヨタがかすかに上げて引けている。日経平均がダメでもこんなこともあるようだ、・・(^。^)y-.。o○。
 
日本ブログ村へ(↓)