19日の日経平均株価は、昨日からの利益確定に押されて売りが先行、全般にじり安ムードで後場はもみ合い商状となり、前日比69円54銭安の2万3864円85銭と続落して取引を終了した。東証1部の出来高は11億6178万株で、売買代金は1兆9908億円と3日ぶりに2兆円台を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり913銘柄、値下がり1147銘柄、変わらず98銘柄だった。市場は、手掛かり材料が乏しい中、上値は重いものの底堅く推移している。当面は材料性のある銘柄の循環物色が続きそうだと言う。
19日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台半ばを中心に小動きとなった。朝方、1ドル=109円55銭近辺だったドル・円は、豪11月雇用統計の強い結果を受け豪ドル・円が急伸する動きにツレて一時109円67銭まで上値を伸ばした。ただ、その後は日経平均株価が下げ幅を広げたほか、米下院でトランプ米大統領を弾劾訴追する決議案が可決したと報じられたことなどを背景にドル・円は軟化した。午前の終わりに日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったものの、サプライズはなく、ドル・円への反応は見られなかった。午後に入ると、黒田東彦日銀総裁の会見が15時30分に控えていることから、次第に様子見ムードとなったが、会見に新味はなかった。15時現在、109円59銭となっている。
今日の個別は三菱重工が1%超の高値、造船業の整理が好評を博したか。トヨタ、パナソニックも小幅に上げて引けている。一方、ホンダ、コマツは小幅な下落、三菱UFJは下落ながらほとんど変わらずだった。日銀の金融政策会合も本当に能がない。何時まで経っても金融緩和だが、金を使っても大丈夫と言う安心感がないと金は回らない。その辺をもう少し考えるべきだろう、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)