12日の日経平均株価は、米株の反発や底堅い市場模様で買いが先行、その後は戻り待ちの売りに押されるなどもあったが、何とか上値を維持して、前日比32円95銭高の2万3424円81銭と3日ぶりに反発して取引を終了した。東証1部の出来高は11億4442万株、売買代金は1兆9935億円。騰落銘柄数は値上がり708銘柄、値下がり1342銘柄、変わらず107銘柄だった。市場は、積極的に売買を手掛ける向きが少なく閑散とまでは言えないが、動意に乏しい展開だった。明日13日には12月調査の日銀短観が公表されることも手控えにつながったようだと見るようだ。
 
12日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=108円50銭近辺でこう着した。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利が据え置かれ、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が今後の利上げに慎重姿勢を示したことからドル売り・円買いが進んだ流れを受け継ぎ、朝方、1ドル=108円55銭近辺だったドル・円は、一時108円44銭まで値を下げた。その後、朝寄り高から戻り待ちの売りが出た日経平均株価がマイナス圏から再びプラス転換するとドル・円もツレて切り返し、一時108円60銭まで上値を伸ばした。ただ、ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁就任後初の理事会や英総選挙の投開票を控え、次第に様子見ムードが強まった。15時現在、108円59銭となっている。
 
今日の個別は日経平均が上値を維持した割には壊滅状態、パナソニックは2%台、ホンダは1%台の下げ、トヨタ、三菱重工、コマツ、三菱UFJは小幅な下げだった。パナソニックはこのところ上げていたので利益確定が入ったか。ところでもめにもめていた大塚家具がヤマダ電機に身売りしたようだ。社長は留任と言うが、いい加減退任した方が良いだろう。才能がない。自社の強みを捨ててノウハウやシェアのない低価格帯で勝負するのはあまり利口なやり方とは言えない。例えば別部門を作って低価格帯商品販売に参入しながら市場の状況を学び、ノウハウを身につけていくなどやり方はあっただろう。父親の経営を一掃したいという一心だろうけどやはりあまり利巧とは思えないが、・・(^。^)y-.。o○。
 
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