5日の日経平均株価は、直近で400円近い下げを記録していたことから自律反発狙いや米株の反発などを好感した買いが先行、後場は戻り待ちの売りに頭を押さえられて上値が重く停滞気味で前日比164円86銭高の2万3300円09銭と3日ぶりに反発して取引を終了した。東証1部の出来高は11億5389万株、売買代金は2兆375億円。騰落銘柄数は値上がり1275銘柄、値下がり784銘柄、変わらず98銘柄だった。市場は、米中の貿易交渉で米国が15日に予定する第4弾の関税引き上げの実施まで10日程度あるが、何も正式に決まったものはなく期待感だけに支えられており、トランプ米大統領の発言に右往左往させられる場面も多そうと気まぐれトランプの言動が気になるようだ。
5日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円にキャップされ上値の重い展開となった。米中貿易協議への懸念後退ムードを背景に朝方1ドル=108円80銭近辺だったドル・円は、5・10日に伴う国内輸入企業からのドル買い・円売りにサポートされ堅調。買い優勢の日経平均株価が今日の高値を付けるとドル・円は一時108円92銭まで上値を伸ばした。その後は日経平均株価が伸び悩むとともにドル・円はもみ合う展開となったが、時間外取引でダウ先物が下げ、米長期金利が低下するとドル・円は軟化。一時108円75銭まで下押しした。15時現在、108円78銭となっている。
今日の個別で値を下げたのはトヨタだけ、小幅な下落だった。ちょっと緩んだというところだろうか。上げの筆頭はコマツ、政府が13兆2千億円の経済対策を発表、建設大手や建機メーカーが値を上げたようだ。ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックは1%前後で順調だった。経済対策も(1)災害からの復旧・復興、(2)経済下振れリスクへの対処、(3)東京オリンピック・パラリンピック後の経済活力の維持が柱とか言うが、先端技術開発コンペでもやってみればいいのに。予算をこれだけ出すのでこういう先端技術開発をしてみろとか。失敗したら研究開発費は企業側で何割を負担とか。結構面白いと思うけど、・・(^。^)y-.。o○。
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