香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは28日、中国が5隻目の空母建造計画を技術的な問題などにより中断していると報じた。5隻目は初の原子力空母とされているが、必要な原子力技術がないと軍関係筋は指摘しているという。
通常動力の4隻目は2021年にも着工する見通し。5隻目は原子力技術のほかに、艦載機発進のための「電磁式カタパルト(射出機)」にも問題がある。
中国はウクライナから購入して改修した空母「遼寧」を12年に初の空母として就役。2隻目は初の国産空母で近く就役する可能性があると中国紙が報道。3隻目となる空母の建造も進めているとされる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000186-kyodonews-int
技術と言うものは正直なものでいくら声高に「空母を作るぞ」と言っても技術がそれに追いつかなければ形にならない。米国は1930年代から空母の建造を続けて現在は3世代目の原子力空母を就役させようとしている。ロシアのポンコツ空母を買ってきてそれを改修してそのレベルで2隻目の国産空母を作り、さらに3番艦、4番艦と建造しているが、所詮は1980年代のロシアの技術の範囲を出ていない。空母で最も重要な技術は飛行機を発艦させる射出機だが、これがなかなか難しいようで現在これを作れるのは米国だけだそうだ。日本も太平洋戦争中この射出機が作れずに小型空母の有効な運用ができなかった。それでも日本は戦後の空白期を乗り越えてあっという間に「ひゅうが型」「いずも型」と4隻の軽空母を作り上げるのだから大したものではある。多分、正規空母も簡単に作るだろう。射出機はリニアモーターか何かで、・・。でも空母は作れてもそれを運用する乗員がいないかもしれないが、・・(^。^)y-.。o○。
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