28日の日経平均株価は、米株高で買いが先行したが、米国で「香港人権・民主主義法」が成立したことで中国との関係悪化を懸念して売られ、後場は感謝祭の休日になることから模様眺めで動きも鈍く、前日比28円63銭安の2万3409円14銭と5日ぶりに反落して取引を終了した。東証1部の出来高は9億2501万株、売買代金は1兆5982億円。騰落銘柄数は値上がり628銘柄、値下がり1416銘柄、変わらず108銘柄だった。市場は、米国市場は28日が感謝祭の祝日で休場、翌29日が短縮取引となることから積極的にポジションを取る動きが見られなかったと米国市場の消極が影響したとの見方のようだ。
28日の東京外国為替市場では、1ドル=109円台前半でのさえない展開となった。前日米国時間で米7-9月期GDP(国内総生産)改定値が速報値を上回ったことや米中通商協議の進展期待などを受け、米株高・米金利高・ドル高となり、きょう東京時間序盤でドル・円は109円50銭台を中心に推移したが、トランプ米大統領が「香港人権・民主主義法案」に署名したと伝わるとドル・円は軟化し、一時109円32銭まで下押しした。一方、日経平均株価は買い先行で始まったものの香港人権法の成立が米中貿易協議の進展を阻むとの見方が広がり、午後にマイナス転換から下げ幅を広げる展開となった。ドル・円は下げ一服から株式市場の動きをにらみながらの動きとなったが、戻りは限定的。米国の感謝祭休場が意識され、次第に動意の乏しい展開となった。15時現在、109円42銭となっている。
今日の個別はパナソニックが3%近く上げているのは赤字続きの半導体部門を切って収益率改善を図ったせいだろう。そのほかトヨタが小幅に、三菱UFJがかすかに上げている。トヨタも変なところで値を上げるなあ。落としたのはホンダで1%台の半ばの下落、コマツも1%近い下落、三菱重工は小幅だった。まあしばらく上げていたんでこんなものだろうか、‥(^。^)y-.。o○。
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