29日の日経平均株価は、米中貿易協議進展期待から米株が上げたのを支えに買いが先行、円安傾向も追い風となり、値を伸ばしたが、後場はやや頭打ちとなってもみ合い、前日比106円86銭高の2万2974円13銭と7営業日続伸し、年初来高値更新が続いた。東証1部の出来高は13億2465万株、売買代金は2兆3278億円。騰落銘柄数は値上がり1520銘柄、値下がり555銘柄、変わらず80銘柄。市場は、海外要因で買われ、それを織り込めば動きが鈍る。水準的に見て調整があっても不思議ではないが、それをにらんだ超目先筋が売っては踏んでいるようだ。いずれにしろ、国内材料ではなく海外要因次第だと言う。
 
29日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円ちょうど近辺で推移している。トランプ米大統領が中国との通商協議の部分合意について予定より早く署名することを目指していると述べたことやEU(欧州連合)が英国のEU離脱期限延期を承認したことからリスクオンのドル買いが先行した。日経平均株価が高値圏で推移したこともドル・円の支え。ただ、FOMCや日銀金融政策決定会合などの重要イベントを前に見送りムードも強まっており、109円台では利益確定目的のドル売りに押された。
 
今日の個別はなかなか健闘のようだ。ホンダは2%近く上げて3千円台を回復、久々ではある。売るか。三菱重工、三菱UFJ、コマツも1%台後半から半ばほども上げている。トヨタとパナソニックの元F1コンビはやや小幅だった。当面は米中貿易交渉次第だろうか、・・(^。^)y-.。o○。
 
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