今日は週に1日の公休日、4週5休など昭和の遺物だが、教習所と言うところは昭和の遺物をいまだに続けている。もっとも教習所それ自体が昭和の遺物かもしれないが、・・。休みがないのでやることが満載だが、今日は取り敢えず実家の雑草退治とバイクと車の掃除をすることにした。

植物と言うのは駆除しても駆除しても次から次と季節によって異なるものが繁茂する。切りがない。人類が絶滅したら地球を支配するのは間違いなく植物だろう。100年もすれば地球は植物で覆われて人間の痕跡は覆い隠されるそうだ。

雑草退治が終わって車とバイクの掃除をした。バイクは先週福井に行ってから水をかけただけで放置していたのでちょうどよかった。走行距離は1万キロを超えたが、前輪がかなり減ってきている。後輪はまだ溝が残っている。次に替えるときはブリジストンのT31に決めている。ダンロップのロードスマートもどっしりとしたいいタイヤだが、前のバイクでT30Evoを履いていた。どっしりとして安定しており、非常に走り易い安心感のあるタイヤだった。

今回のツーリングでは雨に降られなかったので車体はさほど汚れてはいないが、まあ、時々ワックスをかけてやるのもいい。掃除をしていたら年配の男性が通りかかって「その単車は何CCくらいあるの」と聞いた。「単車」という単語からして時代がかっているが、今時単車と言う人が何人いるだろうか。

単車と言うのは側車付きのバイクに対する言い方で関西で多く使われていたそうだ。1950年代には側車付きバイクが人や物の運搬にかなり使われていたが、四輪の普及で廃れて行き、バイクだけを外して乗るようになった。それで側車を外したバイクだけなんで単車と言うらしい。「1300㏄です」と言うと「1300㏄だって、・・。」と驚いて行ってしまった。多分250㏄くらいと思ったんだろう。考えてみればバイクで1300㏄なんてやはり異常なのかもしれない。

掃除が終わってご近所お散歩ツーリングに出かけた。「バイクなんかエンジンに跨って走っているようなものだ。危ないなんてものじゃない」と言ったのがいたが、まさにそのとおりで並列4気筒1300㏄の巨大なエンジンに跨って走っている。

ただ、バイクが危ないわけじゃない。危ないのは乗り方だ。気を付けて無理をしなければ非常にスマートな乗り物だと思う。またバイクそれ自体もなんだか非常に親しいパートナーのように思えてくる。楽しい乗り物ではある。ちょっと恋人のように思った時期もあるが、モンスター級バイクのパワーや荒々しさは女性と言うよりは間違いなくラグビーにでも出そうな男だろうからやはりパートナーだろうか。バイクに触れているとちょっと幸せな気分になる今日この頃ではある、‥(^。^)y-.。o○。