23日の日経平均株価は、米株は下落したが先物が上昇したことで買いが先行、米中貿易協議の進展も後押ししたが、先物に売りが入って下落、一時100円近くまで下げたが、引けに入って盛り返して、前営業日比76円48銭高の2万2625円38銭と3営業日続伸。東証1部の出来高は11億8961万株、売買代金は2兆1526億円。騰落銘柄数は値上がり1531銘柄、値下がり535銘柄、変わらず89銘柄。市場は、これと言った材料がない割にはしっかりだ。機械的な買い戻しとも言えるが、日本株に対する出遅れ感からの買い戻しがまだ入るとの見方もできる。ただ、上への勢いは鈍くなり、あまりにも調整がないのは気懸かりだと今の株価よりも先行きが気がかりなようだ。
 
23日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=108円台前半で推移している。英国のEU離脱問題の先行き不透明感からリスクオフの円買いが先行。日経平均株価が朝高後にマイナス圏へ沈む場面ではドル・円も弱含み、108円25銭近辺まで下落した。その後は国内輸入企業によるドル買い・円売りに支えられて下げ止まった。英EU離脱問題に対する警戒感が強い中、手掛かり材料難で午後は全体的に動意薄となったが、日経平均が引けにかけて持ち直すとドル・円も連動して下げ渋った。
 
今日の個別はホンダが小幅に下げたほかはすべて上げて引けている。コマツは1%超、パナソニックも1%近い上げ、三菱重工、三菱UFJもそこそこ上げているが、トヨタだけが渋い。市場は材料もないのによく上げるというようだが、それは同感、どこかで調整が入るんじゃないだろうか、・・(^。^)y-.。o○。
 
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