17日の日経平均株価は、利益確定の売りで始まり、その後は押し目買いで小幅なプラスに転換したが、先物に売りが出て下げに転じ、前日比21円06銭安の2万2451円86銭と5日ぶりに反落して取引を終了した。東証1部の出来高は11億1478万株、売買代金は1兆9233億円。騰落銘柄数は値上がり636銘柄、値下がり1433銘柄、変わらず86銘柄だった。市場は手掛かり材料難の中、昨日16日に日経平均株価が年初来高値を更新したことで個人投資家の投資マインドが変化し、売られづらい状況にあるようだと分析しているようだ。
 
17日の東京外国為替市場でドル・円は、ユーロ・円の上昇にツレて上値を伸ばす場面があったものの上値の重い展開となった。朝方、1ドル=108円65銭近辺だったドル・円は日経平均株価の買い先行を背景に小堅い出足。仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る場面もあった。その後、英国のEU(欧州連合)離脱をめぐる警戒感が和らぎポンド・円、ユーロ・円が上昇するとドル・円もツレ高となり、一時108円82銭まで上値を伸ばした。ただ午前終わりから午後にかけては米9月住宅着工件数などの米経済指標や明日まで開かれるEU首脳会議(サミット)を前に積極的にドルを買う動きが乏しくなった。15時現在、108円75銭となっている。
 
今日の個別はパナソニックだけが小幅にプラスをつけたが、それ以外はすべてマイナスに沈んだ。トヨタが1%近いマイナスのほかは小幅だった。これと言った材料がない割には何とか高値を維持している不思議な相場ではある、・・(^。^)y-.。o○。
 
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