30日の日経平均株価は、米国が対中投資制限を検討していると伝えられたことから米株が下落、それにつられて軟調に推移、下げ渋る場面もあったが、後場は下げ幅を広げ、終盤に下げ渋ったが戻りは限定され、前週末比123円06銭安の2万1755円84銭と続落。東証1部の出来高は12億6255万株、売買代金は2兆3371億円。騰落銘柄数は値上がり465銘柄、値下がり1624銘柄、変わらず61銘柄。市場は、後場の一段安は銘柄入れ替えに伴う需給要因によるところが大きく、2万1800円近辺の7月高値水準を割り込んできた。前週に25日・75日・200日の各移動平均線がゴールデンクロスしたが、現値と距離があり、下にサヤ寄せする可能性もあると警戒のようだ。
 
30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台後半で推移している。午前中は米中通商協議への期待を背景にしたドル買い・円売りが支えとなり、ドル・円は108円台まで戻す場面があった。ただ、日経平均株価が下落する中でドルを買う勢いは続かず、日経平均が下げ幅を拡大するにつれてドル・円も上値が重くなった。四半期末でこれまでドル・円を支えていた国内輸入企業によるドル買い・円売りが細ったとの見方もあった。
 
今日の個別は安定しているトヨタが2%超の下げ、ホンダ、三菱重工、パナソニックが1%台半ば、三菱UFJが1%ライン、コマツが1%未満の小幅と言うところで全敗だった。上も下も安定しているトヨタが2%超の下げと言うのは珍しい。日経平均のマイナス寄与度も高いようだ、‥(^。^)y-.。o○。
 
日本ブログ村へ(↓)