19日の日経平均株価は、出だしから買いが先行、米株先物が買われて一段高、その後、脳なし日銀が金融政策の現状維持を決定したことから為替が円高方向に振れて株価が大きく下落、前日比83円74銭高の2万2044円45銭と反発して取引を終了した。東証1部の出来高は13億3314万株、売買代金は2兆3637億円。騰落銘柄数は値上がり1752銘柄、値下がり337銘柄、変わらず61銘柄だった。市場は、日経平均株価は10連騰が終わり調整に入ると見られていたが、すかさず反発するなど物色意欲は強いようだと手ごたえを感じているようだ。
19日の東京外国為替市場でドル・円は、前日FOMC後の上げ幅を打ち消し、1ドル=108円を割り込んだ。前日のFOMCでは市場予想通りの追加利下げが決まったが、FOMCメンバーの政策金利見通しが全体にタカ派的との見方が強まり、ドル・円は一時108円47銭まで上昇、日経平均株価が朝寄り高から次第に伸び悩むとドル売り・円買いに傾いた。その後、日銀金融政策が従来通り据え置きが決まったものの利下げにシフトした欧米に比べると日銀の緩和政策は消極的との見方が広がり、ドル・円は107円78銭まで値を下げた。ただ、次回会合時に追加緩和に含みを持たせたことや15時30分からの黒田東彦日銀総裁の会見を控え、ドル・円の下げは一服している。15時現在、107円93銭となっている。
日経平均は反発と言うが、個別はすべて下げている。トヨタ、コマツ、パナソニックは1%未満の後半、ホンダ、三菱重工、三菱UFJは1%未満の前半で小幅な下げだった。しかし、日銀の金融政策も脳がない。しかもマイナス金利などにするから緩和の余地がなくなって手も足も出ない。国民が少しは安心して金を使う状況を作り出さないと消費者物価2%上昇などは無理だろうな、・・(^。^)y-.。o○。
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