16日の日経平均株価は、世界景気減速懸念から売り先行で始まり、100円以上も下げたが、その後は米先物高や中国株高、円高一服感もあってやや戻したが、その後、再度マイナス圏入り、何とか持ち直したが、週末で上値が重く、前日比13円16銭高の2万418円81銭と小幅反発。東証1部の出来高は9億9392万株、売買代金は1兆7810億円。騰落銘柄数は値上がり1057銘柄、値下がり982銘柄、変わらず111銘柄。市場は、上も下も限定的だ。出来高が細り、週末事情もあり、動き辛い。下値では下ヒゲ陽線が目に付くが、買い上がる材料がなく日柄調整に入るかもしれないと先行きあまりさえない様だ。
16日の東京外国為替市場でドル・円は、底堅く推移した。前日のECB高官のハト派発言を受け欧米金利が低下し、上値の重たかったドル・円は、朝方1ドル=106円10銭近辺で推移していたが、日経平均株価の売り先行を受けやや軟化。一時106円ちょうどまで下押しした。その後、中値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入った他、日経平均株価のプラス転換、時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移したことなどを受けてドル・円は反発し、一時106円26銭まで上値を伸ばした。午後に入り、日経平均株価が再びマイナス転換するとドル・円もやや軟化したが、特段の円買い要因もなく引けにかけて日経平均が再度プラス圏を回復するとドル・円は底堅く推移した。15時現在、106円10銭となっている。
今日の個別はパナソニックだけが小幅に上げたが、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツはすべて微細に下げて引けている。いろいろ事情はあるんだろうが、売りも買いもなくまさにパッとしない数値ではある、・・(^。^)y-.。o○。
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