8日の日経平均株価は、中国人民元の為替設定が市場想定内の数値になったことで安心感が生まれ買いが先行、後場では方向感のない取引から上値を縮小して、前日比76円79銭高の2万593円35銭と5日ぶりに反発して取引を終了した。東証1部の出来高は11億8706万株、売買代金は2兆878億円。騰落銘柄数は値上がり1088銘柄、値下がり962銘柄、変わらず99銘柄だった。市場は、6日に日経平均株価は2万100円台を付けた後、下げ幅を縮小したことから当面はPBR1倍程度が下値を支えそうで突っ込み買いの吹き値売りで対応したいとの声が聞かれたようだ。
 

8日の東京外国為替市場でドル・円は焦点とみられていた中国人民元の対ドル基準値設定が無難な結果となり、小動きが続いた。朝方、1ドル=106円10銭近辺だったドル・円は日経平均株価が買い先行から一時マイナス転換する動きにツレて軟化し、中値設定に向けての実需筋のドル買いも乏しく瞬間的に106円を割り込んだ。その後、中国人民銀行が対ドル基準値を1ドル=7.0039元に設定。前日基準値6.9996元に比べ元安となったが、市場が想定していたほどの元安水準ではないと受け止められたことから設定直後にドル・円は反転し、106円29銭まで上伸した。また、日経平均株価も過度な為替相場への警戒感が後退したことから反転し、引けにかけてプラス圏を維持した。日経平均株価がしっかりした展開になったのを背景に、ドル・円は小動きとなった。15時現在、106円12銭となっている。

 

日経平均が挙げた割には個別で上げたのはトヨタだけだった。三菱重工は1%台の下落、下値を探る動きのようだ。ホンダ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅に下落して引けている。株価も当面は2万1千円を挟んで上下するような展開になると思うが、2万円近くまで下げることがあるかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。

 

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