日本政府は「国際世論戦」で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権に勝利する-。安全保障上の運用見直しとして、韓国を貿易上の優遇措置を適用する「グループA(『ホワイト国』から改称)」から除外する政令改正を閣議決定したところ、文大統領自ら罵詈(ばり)雑言を繰り返し、テロを煽るような言動をしているのだ。国連安全保障理事会の制裁決議を無視するような「南北経済協力」発言の異常さとは。自民党は5日開いた外交部会と国防部会などの合同会議で、国際社会への発信を強化すべきとの声が相次いだ。
「(世論調査の結果を見ても)日本国民は、韓国を『ホワイト国』から除外することを明らかに支持している。結果的に韓国経済が痛んでも、断固として今回の措置は継続すべきだ。国際会議などで韓国側との言い分が違った場合、『日本の主張が正しい』ことを(証拠やデータを示して)国内外に向けて発信すべきだ」
自民党の若手論客、和田政宗参院議員は合同会議でこう訴えた。外交官出身の松川るい参院議員も「国際社会での『世論戦』で、淡々かつ、しっかり説明すべきだ」と同調した。産経新聞社・FNNが3、4両日に実施した合同世論調査で、韓国を「ホワイト国」から外した措置を「支持する」とした回答が67・6%を占め、「支持しない」(19・4%)を大きく引き離した。左派メディアや識者が「韓国寄りの発信」を続けるなか、多くの日本国民は、安倍晋三政権が示した「国家の意志」を支持している。会議に出席した外務省幹部も「韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相らの不正確な発言には反論し、これからも説明を尽くす」と約束した。
経産省の担当者も「日本政府は安全保障の観点から、適切な貿易管理を進める。韓国の反発にはきちんと否定する。世耕弘成経産相もツイッターで反論するなど、速やかに対応している」と強調した。合同会議が熱気を帯びたのは、やはり韓国側の対応が異常だからだ。日本政府が、韓国に厳格な措置を適用したのは、核兵器や生物・化学兵器に転用可能な戦略物資の輸出管理に疑わしい事案が続出したためだ。韓国メディアも、第三国を通じて北朝鮮やイランに不正輸出された可能性を指摘している。
ところが、文政権はこれを真摯(しんし)に受け止めず、罵詈雑言の限りを尽くして、日本政府を批判している。文氏は「ホワイト国」剥奪が決まった2日の緊急閣議で「加害者の日本が盗っ人猛々(たけだけ)しい」「今後、起こる事態の責任は全面的に日本政府にあることをハッキリ、警告する」などと言い放った。これは「反日」テロを容認するかのような異様な発言ではないか。現に、ソウルの日本大使館にはガソリンを積んだ乗用車が突っ込み、釜山の日本総領事館には学生らが侵入した。隣国では、ウィーン条約にある「外国公館の保護」すら守られていないのだ。
自民党安全保障調査会と治安・テロ対策調査会の副会長を兼務する中山泰秀衆院議員は合同会議に先立ち、「文政権は痛いところを日本側に突かれて、その恥ずかしさを隠すために、過激な『反日』姿勢で政治的得点を挙げようと必死なのだろう。その責任を全て日本になすりつけるとは、許しがたい」と批判した。文政権は公然と、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄までチラつかせている。同協定は、米国の要請で締結されたものであり、文政権の姿勢は「米国への裏切り」でもある。
中山氏は「あまりにもレベルが低い。自国の無責任な戦略物資の輸出管理が『ホワイト国』剥奪につながっているのに、『GSOMIA破棄』で脅してくるとは…。米国もあきれ果てている。相手の出方次第だが、国交断絶も否定できなくなるかもしれない」と語った。
合同会議には山田宏防衛政務官の姿もあった。韓国軍は日本への対抗措置として、早ければ今月中にも、同国が不法占拠する島根県・竹島(韓国名・独島)の防衛を想定した軍事訓練を実施する方向で検討しているという。山田氏は会議後、「韓国がもがけばもがくほど、自らの首を絞めるだけだ。国際社会は『日韓のどちらが火を付けたのか』を理解している。日本は冷静に事実をもって反論するまでだ。不測の事態に備え、打つ手は数多くある。勝負はついている」と、夕刊フジの取材に語った。
基本感情的な国民性なので騒ぐのは分かるが、上から下までこの騒ぎはちょっと異常だろう。対抗手段と言うのも次々打ち出してはいるが、どれもただ感情に訴えるだけのもので実質的に日本を脅かすようなものは何一つない。逆に向こうは息の根を止められかねないものばかりで背筋が凍り付くだろう。まあ向こうもそれが分かっているから逆上しているのかもしれないが、今回は手を緩めずに最後まできちんと決着をつけるべきだろう。中途半端な妥協だけはいけない。ただ国際社会への説明はしっかりとすべきだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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