7日の日経平均株価は、米株は反発したが先物が売られて警戒感から売りが先行、その後円高に連れて下げ幅を拡大したが、後場では下げ渋って、前日比68円75銭安の2万516円56銭と4営業日続落。東証1部の出来高は12億8307万株、売買代金は2兆2396億円。騰落銘柄数は値上がり1003銘柄、値下がり1060銘柄、変わらず86銘柄。市場は、米中貿易問題による景気減速を織り込んでいるが、米利下げ期待を背景に円高への警戒感は根強く日本株は買いにくい。ただ、EPS(1株利益)予想が下降気味とは言え、水準自体は高く、いずれ相場は修正してくるだろうと行き先に期待のようだ。
7日の東京外国為替市場でドル・円は下方向へ往って来いの流れとなった。朝方、1ドル=106円30銭近辺だったドル・円は日経平均株価の売り先行を受け一時106円に接近したが、中値決済に向け実需筋のドル買い・円売りが入り、106円34銭まで値を戻した。その後、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を1ドル=6.9996元に設定。中国当局は元安を容認しているとの見方が依然残った。さらにRBNZ(ニュージーランド準備銀行)が0.50ポイントの利下げを決め、政策金利を1.00%とした。0.25ポイント利下げの市場予想を超えたハト派姿勢が示されたことでNZドル・円が急落。通貨安ムードからリスク回避の円買いが入り、ドル・円は一時105円93銭まで下押しした。後場に入り、日経平均株価が下げ渋る動きを示すとドル・円にも買い戻しが入り、引け間際には106円26銭まで値を戻した。15時現在、106円19銭となっている。
今日の個別は上昇、下落が半々で引き分けた。トヨタは1%台の上げで堅調、三菱UFJも小幅だが値を上げている。パナソニックが若干戻したのは押し目買いか。一方でホンダ、三菱重工、コマツは値を下げている。ホンダは買って以来ほとんどプラスにならんなあ、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)
https://novel.blogmura.com/novel_long/