11日の日経平均株価は、始まり方向感に欠ける動きでマイナスに沈む場面もあったが、米株先物や中国株が好調なことで安心感から買いが入り、後場も落ち着いた動きで、前日比110円05銭高の2万1643円53銭と反発して取引を終了した。東証1部の出来高は11億4081万株、売買代金は1兆7845億円。騰落銘柄数は値上がり1660銘柄、値下がり429銘柄、変わらず60銘柄だった。市場は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言は波乱なく相場に織り込んだようだが、20年3月期第1四半期(19年4-6月)の決算に関心が向かい、次の心配を気にし始めているようだと先取りで心配のようだ。
11日の東京外国為替市場は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が前日の米下院議会証言で早期の利下げを示唆したことを背景に、ドル・円はジリ安歩調を強める展開となった。朝方、1ドル=108円30銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が買い先行で始まったものの、時間外取引で米長期金利が低下するのにつれてジリ安歩調を強めた。その後、108円ちょうど近辺まで下押しするとストップロス(損失限定)の円買い戻しが強まり、一時107円85銭まで値を下げた。午後に入り、日経平均株価が上げ幅を広げるのを背景にドル・円は反転し、大引け間際で108円ちょうどまで戻した。15時現在、107円99銭となっている。
今日の個別は日経平均とは逆で全敗、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックがやや下げた。三菱重工と三菱UFJの三菱コンビはまあほぼ差し引きゼロだった。輸送機器や商品先物、証券などが下げたようだ。ファンドラップ大丈夫かな。まあ相場はばくちだからねえ、・・(^。^)y-.。o○。
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