このところ、もう1か月ほどバイクに乗っていない。梅雨に入って天気がよろしくないのが主な理由だが、コペンも走らせないといけないのでそれも一つの理由ではある。バイクに乗るか、コペンに乗るかと言う二者択一の選択であればバイクがいいのだが、走り出しから雨衣を着込んで乗り出すというのもどうかと思う。
まあそんなわけでちょっとバイクにはご無沙汰ではある。コペンは軽だが車重が軽いので結構スピードが出る。ちょっと油断してアクセルを踏んでいるとあっという間に130キロなど超えてしまう。140キロまで出したらどうなるかと思ったら軽いブレーキがかかったような感じでそれ以上加速しなくなった。リミッターがついているようだけど140キロでは5千回転ちょっとなんでリミッターがなければ170キロは超えるだろう。軽と言ってもバカにはできない速度ではある。
ところでバイクに乗っていると120キロを超えると風が轟々と渦巻いて気合を入れていないと体が後ろに持っていかれそうになるので、「ああ、相当に速度が出ているな」と体感できるが、四輪だと閉鎖空間なんで風を感じることもなく、まあそれなりに風切り音はあるものの、何ということもなく結構な速度に達してしまう。速度計なり回転計を注意していないとお上の御用になりそうな速度になっている。
四輪もGやら体で直接車の動きや速度を感じるところがあるが、バイクのように全身で走っているという実感を受け止める乗り物とはやはり違う。走っているという実感を自分の体で受け止められるというのがバイクでバイクの好き嫌いもそこで分かれるんだろう。
そう言えば今年はバイクの教習に来る人が多い。普通二輪小型のAT限定はすでに飽和状態だが、普通二輪、大型二輪も増えている。他校も同様と言うので何か理由があるんだろうか。小型ATは消えていく原付からの乗り換え需要だが、大型や普通二輪が増えているのはどうしてだろう。「あなたもバイクに乗って風になってみませんか」とか何かの雑誌でキャッチコピーでもばらまいたんだろうか。
でも中には本当に風になってしまうんじゃなかろうかと言う人もいるんでやはりバイクは自分の適性を考えて乗る方が良いのかもしれない。時折、「教習がちっとも進まない。教習の仕方が悪いんじゃないか」などと言う苦情がある。そういう人に限って外周を1周するのに何回もフェンスに体当たりして転倒したりしているので教える方も大変だろう。
傾けると倒れそうで怖いし、腕や肩に力が入り過ぎてステアリングの操作もできないとか言うが、傾けなきゃバイクは曲がらんのだよ。そんな状態でフェンスに体当たりを繰り返してはコースの外周を周回できないというのは問題だろう。バイクは危険と言うが、危険なのはバイクではなくて乗り方なんで安全に楽しくバイクに乗っていただきたいと思う、・・(^。^)y-.。o○。
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