24日の日経平均株価は、米中貿易摩擦に加えてイラン危機まで発生し、売りが先行したが、米先物が買われたことで底堅く盛り返し、前週末比27円35銭高の2万1285円99銭と小反発。東証1部の出来高は8億3001万株、売買代金は1兆4115億円といずれも今年最低水準。騰落銘柄数は値上がり1066銘柄、値下がり966銘柄、変わらず113銘柄。市場は、後場はほとんど動いていない。金利低下による過剰流動性はプラスだが、円高やイラン追加制裁はマイナスでどっちつかずだ。トランプ米大統領の一言に振り回されても結論が出ず、米中首脳会談までは見送り状態だと米中貿易問題がネックでお手上げのようだ。
24日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台半ばで推移している。日経平均株価の軟調スタートを背景にドル売り・円買いが先行。寄り付き後まもなく千葉県沖を震源とする地震を受けてリスク回避の円買いが強まって107円25銭近辺まで下落する場面もあった。ただ、日経平均は朝方の下げが一服すると下げ幅を縮小し、午前11時前にはプラス圏へ浮上。ドル・円も次第に下げ渋りの展開となり、手掛かり材料難で積極的なドル買いは見られなかったが、午後には107円45銭近辺まで持ち直した。
今日の個別は小幅に上げた銘柄と小幅に下げた銘柄が半々だった。トヨタ、ホンダ、三菱UFJが小幅に上げたが、三菱重工、コマツ、パナソニックが小幅に下げた。米中貿易摩擦に加えてイラン危機まで引きずっていると回復には時間がかかるだろう。トランプさんにも困ったものだ、‥(^。^)y-.。o○。
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