20日の日経平均株価は、昨日の好地合いや米株高などの影響で買いが先行、その後伸び悩むも先物が順調で値を伸ばし、さらには中国株も続伸で支えとなり高値を付けたが、材料のないことや日銀の政策に知恵がないことなどで公判は上げ幅を縮小して、前日比128円99銭高の2万1462円86銭と続伸して取引を終了した。東証1部の出来高が10億1796万株、売買代金は1兆7927億円。騰落銘柄数は値上がり1259銘柄、値下がり767銘柄、変わらず118銘柄だった。市場は、FOMCが19年以降の米成長見通しを2.0-2.2%としていることは前回とほとんど変わらないが、「米中対立による影響を重く見ているようで次回以降での金利引き下げ期待が強まったようだ」と注目のようだ。
 

20日の東京外国為替市場でドル・円は急落し、1月上旬以来の安値圏となった。19日FOMCの結果を受け、米利下げ観測が一段と強まり、東京時間に入り米債券の時間外取引で10年債利回りが2%を割り込み急低下、朝方1ドル=108円10銭近辺だったドル・円は米10年債利回りの急低下にツレて軟化し、一時107円53銭まで値を下げ、1月上旬以来の安値圏となった。売り一巡後はドルを買い戻す動きも出たが、日銀金融政策決定会合で大規模緩和の現状維持が決定されるとフォワードガイダンスの延長を見込み円売りポジションを積み上げていた投資家がドル売り・円買いに転じる場面もあった。午後に入り、日経平均株価が堅調に推移する一方、ドル・円は107円台半ばを中心に小動き。15時半から始まる黒田東彦日銀総裁の会見を控え、様子見ムードとなっている。15時現在、107円62銭となっている。
 

今日の個別は日経平均が上げた割にはパッとしなかった。ホンダは2%近く落としているが、赤字体質の割には内部は内紛だらけという記事のせいだろうか。その他、トヨタと三菱UFJが小幅に落として引けている。三菱重工、コマツ、パナソニックは小幅に上げている。日銀の金融政策はいつもお定まりの現状維持だが、こいつらは知恵がないんだろうか、・・(^。^)y-.。o○。

 

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