尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海警備をめぐり、海上保安庁は中国公船の大型化、強武装化そして数的優勢に対抗するために同海域を担当し、石垣島を管轄する第11管区海上保安本部(那覇)に最大巡視船を初配備するそうだ。新型船は、海保最大級のヘリコプター搭載型巡視船(PLH)で総トン数約6500トン、全長約150メートルで令和3年度の配備予定、海保は尖閣諸島周辺で専従の大型巡視船12隻を中心に対応しているが、新たなPLHは専従体制の枠組みに含めないが、実質的に尖閣領海警備の現場指揮船として運用するようだ。
尖閣周辺では中国海警局の公船の領海侵入が常態化しているが、中国側は公船を大型化し、大口径の機関砲を搭載するなど武装化も進んでおり、海保が保有する1000トン型以上の巡視船が67隻なのに対し、中国側は同クラス以上の公船を145隻を保有、数的にも劣勢を強いられる。また、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場の大和堆での北朝鮮漁船の違法操業にも対応するなど超覇権主義と食い詰めに挟まれて「多方面作戦」で海保の苦闘が続く。
日本周辺の海を守る海保は1万4千人ほど、警視庁の30%程度の人員しかない。しかしながら日本の領土の12倍以上の領海及びEEZ(延長大陸棚を含む)を警備する海上保安庁だから当面2万程度、ゆくゆくは警視庁規模くらいまで増員してもいいと思うが、そうは言っても人がいないんだろうねえ。警察、自衛隊もそうだが海保も苦しい人のやりくりが続くんだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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