10日の日経平均株価は、対メキシコ関税引き上げの無期限見送りで米株が上げたことから買いが先行、円もやや弱含んだこともあって株価は高値圏で推移、前週末比249円71銭高の2万1134円42銭と大幅続伸。東証1部の出来高は11億6307万株、売買代金は1兆9516億円。騰落銘柄数は値上がり1783銘柄、値下がり294銘柄、変わらず64銘柄。市場は、米国がメキシコへの関税を見送り、黒田日銀総裁が(ブルームバークTVとの単独インタビューで)『必要ならさらに大規模な緩和を行うことができる』と伝わるなどフォローの風が吹いたが、25日線を超えて戻り売りが出やすい水準に入ってきた。上昇過程で出来高が増えてこないと一段高は難しいと利益確定警戒のようだ。
10日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=108円台後半で推移している。米利下げ観測を背景に序盤はドル売りが優勢となったが、日経平均株価の上昇を受けたリスクオンの動きがドル・円を支えた。上海総合指数などほかのアジア株の上昇も好感され、ドル・円は底堅く推移。午後になり、「黒田日銀総裁が大規模緩和の余地があると発言」との報道を受けてドル・円は上げ基調を強める場面があった。
今日の個別はトヨタ、ホンダ、三菱重工などの製造業が1%台と値を上げた。パナソニックは小幅、コマツと三菱UFJはかすかに値を上げただけに終わった。米中頼みの日経平均は20500円辺りから21000円辺りを行ったり来たりするんだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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