6日の日経平均株価は、売りが先行するも昨日の大幅高で投資家心理が改善、プラス転換したが、後半は材料がなく手掛かりに乏しいことからもみ合いとなり、手じまい売りに押されてマイナス転換して前日比2円06銭安の2万774円04銭と小幅に反落して取引を終了した。東証1部の出来高が10億6841万株、売買代金は1兆8427億円。売買代金は5月30日以来、7日ぶりに2兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり649銘柄、値下がり1400銘柄、変わらず92銘柄だった。市場は、米国が中国との貿易問題に加え、メキシコとの貿易交渉が本格化する中、先行きの景況感に対する警戒もあり、短期的な投資家以外は積極的にポジションを取り辛い状況が続きそうだと言う。

6日の東京外国為替市場でドル・円は、ジリ安歩調を強めた。米国とメキシコの不法移民流入問題を巡る協議で合意が見送られたことを受けオセアニア時間でドル売り・円買い優勢の流れだったが、東京時間序盤にドル売りが一服。東京株式市場寄り付き前から反発し、日経平均株価が買い先行で始まるとドル・円は一時1ドル=108円40銭まで上値を伸ばした。その後は米長期金利が時間外取引で低下し、ドル・円はジリ安歩調を強めた。午後に入り、日経平均が伸び悩みからマイナス圏に転じると引け間際にドル・円は108円10銭まで下押しした。15時現在、108円13銭となっている。

今日の個別はトヨタがかすかに値を上げて引けているほかはすべて下落した。三菱重工が2%台半ばの下落、これはMRJ事業から手を引けずボンバルディアのCRJ事業買収というちょっと危険な事業拡張に打って出たせいだろうか。ホンダもほぼ2%近く下げ、コマツが1%台の半ば、パナソニックはほぼ1%、三菱UFJだけが小幅で止まった。三菱重工のMRJ事業、何とか吉と出てくれるといいのだが、・・(^。^)y-.。o○。

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