30日の日経平均株価は、中国株の下落で売りが先行、後場は日銀のETF買い期待で押し目を拾う動きがみられたが、積極的な買いが入らず、前日比60円84銭安の2万942円53銭と続落して取引を終了した。終値ベースで2万1000円を下回るのは、3月25日(2万977円11銭)以来、約2カ月ぶり。東証1部の出来高が11億1333万株、売買代金は1兆9218億円で、売買代金は3日ぶりに2兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり960銘柄、値下がり1094銘柄、変わらず86銘柄だった。市場は、昨日29日のNYダウの下落率(0.87%)と比較すると日経平均株価の下落率は0.3%程度に留まった。押し目買いに支えられていると見られ、底堅い動きが期待されると市場の底堅さに期待のようだ。
30日の東京外国為替市場でドル・円は、底堅い展開となった。米中貿易交渉の長期化が警戒される中、朝方1ドル=109円60銭近辺だったドル・円は日経平均株価が売り優勢で始まり下げ幅を広げるとともに軟化し、一時109円47銭まで下押しする場面があった。ただ、中値決済前では5・10日に伴う国内輸入企業からのドル買い・円売りも入り、下げは一服した。午後に入り、日経平均が下げ幅を縮める展開となるとドル・円はジリ高歩調を強め引け間際では一時109円72銭まで上伸した。15時現在、109円70銭となっている。
今日の個別はトヨタと三菱重工が下げた。三菱重工は利益確定だろう。上げはコマツが1%台の後半、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックは1%未満の小幅だった。市場も米中の状況を見ながらの売り買いだろうからこれが一段落しないとダメだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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