28日の日経平均株価は、米国市場が休場で手掛かりに乏しい中、先物に買いが入って反発、中国株高もあってプラス圏で推移したが、上値は重く、前日比77円56銭高の2万1260円14銭。MSCI定期銘柄見直しに伴う売買により、東証1部の出来高は17億1962万株、売買代金は2兆9130億円に膨らんだ。騰落銘柄数は値上がり1012銘柄、値下がり1040銘柄、変わらず89銘柄。市場は、下値を切り上げ、上抜けへの期待はあるが、いかんせん商いも材料もない。米中貿易問題は6月下旬の両国首脳会談まで、日米貿易交渉は8月まで結論が出ず、さらに長引く可能性もあり、決め打ちできないと嘆いているようだ。

28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円半ばで推移している。日経平均株価の上昇を受けたリスクオンの動きや、中値決済に向けたドル買い・円売りが先行し、午前10時前に109円60銭近辺まで上昇したが、手掛かり材料難で上値は限られた。イタリアが債務問題に関連し、35億ユーロの制裁金を支払う可能性があると報じられるとユーロが対円で下落し、円は対ドルでも上昇。昼前には109円40銭近辺まで下落する場面もあった。

今日の個別は三菱重工だけが小幅に下げた。この会社はもっと買われてもいいと思うが、なかなか伸びない。次期戦闘機の開発が決まり、MRJが軌道に乗れば伸びるだろうけど一般受けしない会社ではある。一方で三菱UFJとパナソニックが1%台と値を伸ばした。しかし、これまで落ちすぎなんで株価はパッとしない。トヨタ、ホンダ、コマツは小幅に値を上げているが、トヨタはちょっと高めのようだ、・・(^。^)y-.。o○。

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